そして舞佳は、自分でスカートをぴらりとめくる。まるで、見えない観客に、自分を見せつけるように。
 
舞佳「んっ……例えば街中で……こんな風にスカートを自分でめくったら……
   あたし、変な子よね……」

 
舞佳「みんな驚くんだわ……。何してるんだ、って顔して……。
   それでも、男の人はあたしのことじぃっと見て……」

 
舞佳「見られてる……見られてる、見られてる、見られてるぅ……ドキドキする、わ……」
 
どうやら舞佳は、本当に周囲に人がいるかのように妄想して、
自分の興奮を煽っているようだった。
 
舞佳「みんなぁ……あたしのパンツ見てぇ……。見て、見て、見てぇ……。
   目で……犯してぇ……」

 
舞佳「ふう、ふう、ふう……そしたらあたし、これだけじゃ足りなくなるんだわ……。
   だんだん、スカートが邪魔になってきて……」

 
舞佳が、もどかしげにスカートを脱ぐ。
そしてまた、手元のエロ本をめくって、熱に浮かされた目で凝視する。
 
舞佳「ほら……あたし、スカート脱いじゃったの……。下半身、パンツだけなのぉ……。
   おかしいでしょ? 周りにみんないるのに、こんな格好……」

 
舞佳「みんな、何事って顔で見るんだわ……。
   はーっ、はーっ、男の人なんか……あたしの下半身に目が釘付けになって……」

 
舞佳「うふぁ……恥ずかしい、恥ずかしいっ……! けど、ドキドキが止まらないのぉ……」
 
くなくなとパンツだけのお尻を振りながら、舞佳の妄想は加速していってるようだ。