綾乃のうめき声が、オレにも少し辛い。しかし、止めない。
腰を落とし続け……やがて、お互いがくっつく。
綾乃「ふぐうっ……う、あ、ああ……痛いぃ……」
正樹「全部入ったぜ、綾乃……」
綾乃「はあっ、はああっ、あ、ほ、ほんと……?」
正樹「ああ、ほんとだとも」
辛そうな綾乃に、少し微笑んでみせる。
綾乃「ふは……はあっ、あ、ああ……。私のお腹……お兄ちゃんでいっぱいぃ……」
綾乃「痛いけど……嬉しい……なあ……」
汗をびっしりかきながら、感慨深げにそんなことを言われたら、ときめくなと言う方が無理だと思わないか。